新メンバー紹介New Member
新メンバー紹介
Restaurant uoni オーナーシェフ
長岡ガストロノミー研究会代表
西澤 敬介 Nishizawa Keisuke
料理ヲタクでサッカーマニア。
今年6月、私の地元新潟県長岡市で開催された「Pass the smile project」への協力のお話しをいただきました。
そうそうたるシェフと共に仕事ができ、さらに元サッカー日本代表の中澤氏とも仕事ができる夢のような話が突如目の前に。
高ぶる気持ちを抑え、落ち着いた表情でお受けしました。一流が一流である所以を肌で感じ、主催者であるChefooDoのコンセプトや方向性を知る有意義な時間となりました。
そして、何より料理への探求心と情熱がより高まりました。
私は、明治10年創業の割烹魚仁6代目であり、仏料理店Restaurant uoniのシェフを務めております。
伝統を継承しつつ新たな挑戦をし、地元の食材、生産者さんと向き合い、お客様へ本物の「おいしい」をお届けするのが私の使命。
メンバーの皆様から多くを学び、お客様へ少しでも還元出来たら幸いです。
地方だから出来る事、やらなければならない事を全力で取り組んでいきたいと思います。
微力ではありますが、どうぞよろしくお願いいたします。
一般社団法人日本ソルトコーディネーター協会
代表理事/シニアソルトコーディネーター
青山 志穂 Shiho Aoyama
最初にお話を頂いた時は、素晴らしいメンバーのみなさんを前に「私で良いのかな」とちょっと尻込みしてしまったのですが、ChefooDoの目指すところをお伺いして、微力かもしれないけれどもぜひ参画したい!と思うようになりました。
ChefooDoの目指している近年忘れ去られがちな「食に対する感性を育む」という考え方がとても好きです。食べるということは、ただ栄養やエネルギーを補給するというものではなく、ただおいしければいいというものでもなく、本来は生き物の命を頂くことはもちろん、食べ物を育ててくれた人や自然、調理してくれた人、一緒に食卓を囲んでくれた人に対して感謝の気持ちを感じ、目の前にあるものを美味しくいただくことだと考えています。もちろん、家族や友人とのコミュニケーションの場でもあります。
私の専門は塩なのですが、実は塩は食育にすごく役立つのです。たとえば、まずは食材を塩だけで食べることで、食材の持つ味や香りが前面に引き出されます。そうすると、先日食べた人参と、今日食べた人参の味や香りが違うことに気がつくことができます。そこから「なぜだろう?」という疑問が始まり、生産者が違うから、産地が違うから、品種が違うから、調理の仕方が違うから…と、どんどん食材や調理に対しての興味が湧いてきます。そして、その人参がどうやって育てられてどうやってこの食卓にのぼるに至ったのか、それを知れば知るほど感謝の気持ちが生まれてきます。塩でシンプルに食べるということは、まさに「食育」にうってつけなのです。
さらに、使う塩によって引き出される食材の味や香りが変わるため、何種類かの塩を食卓において、つけかけして食べれば、「こっちがおいしいよ」「いや、こっちのほうが好きだな」と、会話が弾むきっかけにもなります。
これから、塩を通じて、メンバーのみなさんと一緒に活動をし、多くの方に食の楽しみを伝えていくのがとても楽しみです。
アルポルトカフェ日本橋タカシマヤ店 料理長
末松 充 Suematsu Mitsuru
日本の四季折々の植物の息吹を感じること。
海に囲まれた島国で、いまどこの場所で旬を迎える農作物・海産物があるのかなど、季節や気候には敏感に反応できるようにしています。
現代の食材流通では、旬ではないものが一年中出回っていたり、冷凍加工されて使われていたり、確かに便利な世の中ではあるけれど、季節と共にある旬を失うというのは少し寂しい気がします。暑いときには涼しげでひんやりしたモノを、寒いときは心も温まるほっこりしたモノを…。そうしたことで食生活から季節や旬を感じ、その季節が待ち遠しくなるのではないかと考えています。
3.11の震災時、我々は無力だった。多くの命を失い、多くの普通の時間が失われました。
自分たちは懐かしいくらいの感覚でしかないけど、この8年被災地は大変でした。
少しずつ少しずつ…
被災地からは「さんまが採れるようになったよ!紫うにが開口しますよ!」など近年復興を感じる明るい声が響いてきます。私も少しではあるけれど、自分のやれることの中で復興の力になっていきたいと思っています。もっと食から日本を元気に!!
プロボクサー 青木ボクシングジム所属
木村 翔 Sho Kimura
『食』とは私にとって『食べるために闘う』であると同時に『闘うために食べる』でもあります。練習前、練習後、試合前に何を食べるかは全て試合中のパフォーマンスに大きな影響を与えるのは言うまでもなく、減量後に出来上がった自分の身体が何で構成されているか(何を食べてその身体に辿り着いたか)に自信を持てるかどうかはメンタル的にも大きく作用します。
だから『食べる事』はプロボクサーにとって重要な仕事の一部であり、常時の関心事です。でも、もちろんそれだけではありません。『食べる事』は仲間や家族との大事な時間でもあります。リングの上では当然独りです。でもそこに立つまでにたくさんの方に支えられ、仲間と切磋琢磨します。だから試合に勝った後、そんな仲間との食事は何よりも楽しいし、それが大きなモチベーションだったりもします。
『食』に対してこれまでに私なりに学んできた事、そしてこれから学んでいきたい事、そして何より私なりに『食を楽しむ事』をChefooDoの活動に参加させて頂き発信していけたらと思っています。
AWORKS チーズ研究家
船瀬 洋一郎 Yoichiro Funase
チーズケーキを15年焼いております。チーズケーキを焼くのは簡単ですが、ちょっとしたコツでよりおいしいチーズケーキが焼けます。そのコツを子ども達に伝え、一緒にチーズケーキを焼き、「料理を創る楽しさ」、「食べる喜び」に気づいてもらえたら嬉しいです。そしてチーズケーキというアイテムで、日本にアジアに世界に感動と喜びを与る活動を行っていきます。
そして今、世界的に問題になっている「フードロス(食品の廃棄)」へも積極的に取り組んで参ります。将来的に食料不足が叫ばれる昨今、フードロスは重要な問題であり、チーズを作る工程でできるホエイも大量に廃棄されています。そこで、チーズプロフェッショナルという資格を活かし、ホエイを使った商品開発を行うことでフードロスの削減に取り組んでいきたいと考えております。
マクロビオティック ヘルス・コーチ
西邨 マユミ Mayumi Nishimura
私は20代のころにアメリカにわたってから30年以上、アメリカの様々な方たちに食事を提供してきました。
食事を提供する中で実感したのは、「体は何を、どう食べたか」でできているということ。どんなに良い食材でも、食材の特性や組み合わせを考えずに食べるのは、決して良い結果にはなりません。
そんな経験の中で季節や風土に合った食べ物を、どう美味しく「いただくか」、その点に関心を持っています。自分たちの身の回りで手に入る食材をどう美味しく「いただく」か、一緒に考えていければと思います。
食育研究家 安田 美沙子 Misako Yasuda
もともと料理が好きで作ることは多かったのですが、結婚してからさらに「食事」への関心が高まり、食育インストラクターの資格を取得しました。さらに、昨年子どもが生まれたことで、改めて「食事」の重要性を感じています。子育ての中でも特に「食事」は、始めてのしつけとして大切なものであり、「食事」を通して子どもと触れ合い、コミュニケーションを取ることで親子の絆を深めることにつながると実感しています。
人の体は食べたものからできているので、子どものときに食べたものがその後の発育にも影響するのでとても重要だと言われています。そういった栄養面での食育もとても大切ですが、それだけではなく、「食事」のマナーや文化、感謝や思いやり、そして楽しさを伝えていくことも子育ての中で、とても大切な食育だと日々感じています。そこで、今後さらに食育について勉強し、同じママやこれからママとなる女性が共感し参加して頂ける発活動を行っていきたいと考え、ChefooDoの活動に参加したいと思いました。
食に対する情報はたくさん溢れています。そのため、どの情報が正しく、自分と子ども、家族に合っているのか判断が難しくてひとりで悩んでいるママもたくさんいると思います。そんなママやこれからママとなる女性たちと一緒に食育について考え、学び、発信していきます。食育インストラクターの資格と日々の子育て経験を活かして、様々なジャンルのシェフの技や知恵を学びながら一緒に活動していければと思います。
子育ての中でも悩みが多い「食事」というジャンルを通して、少しでもママ仲間のお役に立てれば嬉しいです。